TARC

TARCとCRACKレベルの論文 続きその4 免疫組織化学について

さて、今回はTARCの論文続きその4です。 <a href="http://atopic-dermat.hatenablog.jp/entry/2015/07/24/165838" data-mce-href="http://atopic-dermat.hatenablog.jp/entry/2015/07/24/165838">TARCとCTAKレベルとアレルギー疾患の関係についての論文続き その1 ケモカインについて - atopic_dermat’s blog</a>atopic-dermat.hatenablog.jp 実験手法-免疫組織化学について 生体組織検査で穴開けした組織標本(…

TARCとCTAKレベルとアレルギー疾患の関係についての論文続きその3 ELISA法

// さて、論文紹介の続きその3です。 Methodの患者選別方法の続きからになります。 現在紹介している論文は次の通りです。 Hijnen, D., De Bruin-Weller, M., Oosting, B., Lebre, C., De Jong, E., Bruijnzeel-Koomen, C., & Knol, E. (2004). Serum thymus…

TARCとCTAKレベルとアレルギー疾患の関係についての論文続きその2 患者の選別について

// さて、久しぶりに論文紹介です。 もうお忘れの方も多いでしょうから、簡単に紹介している論文の内容を書いておきます。 今紹介している論文は、TARCやCTACKというケモカインと呼ばれるシグナルがアトピー性皮膚炎に特有のマーカー(指標)になるのではな…

今週の皮膚の状態、血液検査結、皮膚科と心療内科の診断について。精神状態はほぼ健常人と同じレベルに大きく回復

// さて、タイトル通りですが、今週の皮膚の状態の画像、それと東邦大学医療センター大橋病院で皮膚科と心療内科両方とも受診しましたのでそれについて書いていきます。 皮膚の状態について。先週とあまり変わらず、額がひどい。 今週の皮膚の状態ですが、い…

これでわかるシリーズ!TARCによって活性化するヘルパーT細胞(TH2)。全く正常の反応でも度を越すと悪影響になる!?

// 勝手にシリーズ化してしまいましたが、今日は6のヘルパーT細胞がTARC(サイトカインのに属する)を分泌するところまでです。 例によって、The cellを参照しています。 非常にわかりやすく、とにかく図がほぼすべての説明に付属しているためイメージしやす…

これでわかる!T細胞分化!

// 論文紹介といいながら、ほとんど背景知識の説明で終わってしまいました。 その分わかりやすくなるように配慮しています。 今回も背景知識で終わってしまうと思いますが、ご容赦ください。 前回は1.骨髄で血液製造から3.の抹消リンパ器官でT細胞とB細胞に…

これでわかる!TARCの全体像と、論文の背景について(最初の2行)、T細胞とB細胞の分化と役割について

// タイトルの通り、前回紹介した論文背景の紹介です。 前回はAbstractでざっと全体像を書きましたが、多分何を言われているのかわからないと思います。 そこで、わかりやすくまずはイントロダクションから訳していきたいと思います。 と行きたいところです…

アレルギー性疾患の胸腺および活性化制御ケモカイン(TARC)と皮下T細胞誘導性ケモカインのレベルについて:TARCとCTACKはアトピー性皮膚炎の疾患特異的マーカー

// こんばんは、みなさん。 更新しようと思ってて仕事量が倍になってしまった私です。 まぁそんなことは置いておいて、タイトルだけ見ると難しそうな上記論文を紹介したいと思います。 なぜこの論文なのか? なぜこれを紹介しようと思ったかというと、日本で…