アトピーで鬱病の俺っておかしいのか?
どうも皆様、お久しぶりです。
大学での研究が忙しすぎて、全くblogを更新できませんでした。
現状、土日も潰して全部研究に注ぎ込んでいます。
1日も休めないのが辛いですね。
さて、今回は鬱病の話を書きたいと思います。
鬱病って何?
最近はみなさんご存知の方も多いと思いますが、鬱病ってなんでしょう?
NIMH(National Institute of Mental Health)によれば、次のように述べられている:
抑うつとはなにか?人はみな、通常であればブルーな気分になったり、悲しくなったりする。しかしながらこういった感情は通常、2,3日もたてば消えてしまう。あなたが抑うつ状態になったのなら、日常生活にも影響を及ぼすし、あなたにとっても、それからあなたのことを気遣ってくれている人両方ともに苦痛を伴うことになります。
抑うつは非常にありふれていますが、非常に深刻な病気でもあります。
鬱病を伴った患者の多くは、そもそも治療を求めることすらしません。しかし多くの人達は、特に重篤な鬱病患者でも治療によって良くなります。薬剤治療、心理療法やその他の方法で鬱病の人たちを効果的に治療することができるのです。
社会人1年目の終わりに鬱病発症
僕は大学院を卒業してから、会社に入社しましたが、酷いパワハラがあり、会社は平気でユーザーを裏切るようなことをしていたために耐え切れなくなり、入社後約1年して鬱病を発症しました。
もともと、ズボラなのに完璧主義者で、失敗したことに関してずっと頭を抜けない性格でした。
小さな失敗でも、頭の中でがーんという音が聞こえてくるぐらい酷いショックを受けるぐらいです。
会社に行く間、ストレスはひどかったですがアトピーは小康状態を保っていました。
むしろ、胸の圧迫感や不整脈、倦怠感、突然始まる顔面硬直と緊張の方が酷かったです。
5月は会社のトイレで涙が止まりませんでした。
そして退社
退職間際、鬱病で会社を休職していましたが、完全には治りませんでした。
2ヶ月間、自宅療養です。
SSRIの薬を飲んでいましたが、副作用が強すぎて全く起き上がることもできませんでした。
朝起きてもぼーっとしているし、コンビニで買い物したときにレジで言われた金額が理解できなくて、小銭を何度も、何度も出したりしてようやく会計できたこともありました。
1年以上服用していた友人に抗鬱剤について聞きましたが、明らかに脳みその回転速度が遅くなったと言っていました。
SSRIの薬効はあるようですが、自分にはそもそも副作用が強すぎるし、上記の通りの話を聞いてあまり薬に頼りたくないという気持ちもありました。
だから、途中から抗鬱剤の服用はやめて、レキソタンという抗不安薬だけを頓服で飲むようにしました。
これはかなり効きました。
副作用がかなり重く、めちゃくちゃ眠くなりましたが、ぽーっとした気持ちになって、精神的にも軽くなり胸の圧迫感は半分ぐらいになりました。
完全になくなりはしませんでしたが、時間とともに徐々になくなっていきました。
会社を休職する前にこの薬を飲んで仕事をしていましたが、運転するときに半分ぐらい意識がなく事故りそうになり、このままいったら死ぬと思いました。
僕が薬をやめた時
12月からおよそ2ヶ月間、退社の間は休職して自宅療養しました。
最初の1ヶ月は不安でしょうがなかったですが、とにかく会社から開放されてホッとしていっました。
レキソタンもかなり効いていて、胸の圧迫感や顔面の緊張もなくなってきました。
3月に入ったときにはほとんど問題なくなっており、薬もやめて病院の通院も初旬を最後に終わりました。
めでたしめでたし。
アトピーが最悪の状態に
僕は今、大学の研究員として勤めています。
教授が非常に器が大きく、プレッシャーもほとんどかけてきませんし、相談にもきちんと親身になって話を聞いてくれる、自分の中では今まで会った上司の中で最高の上司です。
教授は器が大きく理解のある人で、鬱病の僕でも受け入れてくれました。
まさに、捨てる神あれば拾う神ありです。
いったい、なんの不満があるのか?
ところが、鬱病が治ったかなと思った4月、突然アトピーが悪化しました。
全身がものすごく痒くなり、掻きむしってしまいました。
一気に、悪化してしまいました。
今まで15年近く通っていたクリニックをやめて、東邦大学医療センター大橋病院に通い始めました。
内服薬が処方され、アレロックを飲みました。
これは劇的に効きましたが、副作用も劇的で、歩いたまま眠れるほどです。
ほんとうに生きていける気がしません。
4月はほとんど寝たきりでした。
どうしてこうなった?
なぜこんなことになったのか?
それは、将来の不安と、おそらく完治していない鬱病だと思います。
自分は会社をやめて研究の世界に来たけど、果たしてやっていけるのか?
もともと研究が好きだったので、会社の道を絶ち、博士課程を経て研究者として生きていくことにした。
ところが、今後進学予定の博士課程というものは、調べれば調べるほど、日本ではやっていける道がほとんどないと出ている。
実際、統計データでは博士課程卒業者の10%が行方不明になっているという。
自分は他人を押しのけてまで天才的に優秀な発想で研究を進めていく、そんな能力があるとは思えない。
ネガティブな情報を大量に集めて、一人で不安を感じ続けて、いよいよアトピーの悪化が起こりました。
アレロックを飲んで、寝たきりの生活。
自分はもう日常を生活できないのだと、将来に絶望しました。
そして、その1か月後、5月初旬から胸の圧迫感が再発しました。
死にたいけど、そんな勇気はない
自分は何をしてもダメなんだと思い始めました。
退職前もそんな気持ちでした。
4月に寝たきりになって、もう健常者と同じ生活はできないと、絶望しました。
アトピーで、障害者認定されれば障害者保険で生きていけるとか思って、いろいろ調べたこともあります。
そして、絶望に支配され、ある日をさかいに胸の圧迫感が出てしまいました。
僕は寝たきりだし、親からはニートだと思われていたようです。
親と雰囲気が悪くなり喧嘩したあと、無駄なエネルギーを使ってしまったからだと思いますが、ものすごく胸が痛くなりました。
また、圧迫感がひどくなりました。
そして、翌日にGWの唯一友達みんなで集まれる日なので、集まってBBQをしましたが、そんな楽しいイベント中にも、自殺の話をしてしまったり。
友達から、この話はやめようと言われて気づきました。
無意識に死にたがっているのだと。
そして、時間が経つにつれて死にたいけど死ねないななんて思い始めました。
友達と会ってるのに、顔が緊張してこわばっているのもわかりました。
仕事の量が多すぎる?
胸の圧迫感がひどくなったもう1つの理由は、2つの大学の仕事をかけもちしていることも関係しています。
1週間ほどんと休む暇がありません。
いや、休もうと思えば休めるのです。
しかし、研究員の仕事は完全に自己裁量制なんですけども、その週にした仕事の結果をミーティングで発表しなければなりません。
僕はそういった場で、結果が伴っていないとすごくプレッシャーを感じてしまうのです。
だから、いつも頑張らないといけないと思って、土日もなくひたすら研究を続けています。
ですが、5月になってから、それがしんどくなってきました。
胸の圧迫感や、絶望感を抱えて、本当に毎日がしんどい。
疲労感が半端ではなく、首の肩こりもひどくなってきました。
みぞおちが痙攣し始め、突然顔面が硬直したり緊張感が走るようになってしまいました。
以上が現状になります。
今後について
blogも更新したいんですが、なかなか精神的に一杯一杯です。
とりあえず時間を見つけて、心療内科を訪ねてみたいと思います。
何をするにも疲れてしまいます。
試しに、先日Beck's Depression Inventoryという、自己評価制の鬱の程度を診断できる質問書に自分で答えてみました。
全部で21問、バージョンはBDIを改良したBDI-Ⅱです。
1問で0~3点ですので、全部で63点満点です。
僕は28点で中程度の鬱病でした。
多分、去年の11月に心療内科に掛かった時もそれぐらいか、それ以上あったと思います。
確か46点ぐらいいってたと思います。
中程度~重症のレベルでしょうか。
今体に出ている症状は、正直その時と同じぐらい酷いと思っています。
抗不安薬とアレロック飲んだら、正直生活できないんじゃないのか?と非常に不安です。
また、不安が不安を呼んでいます。
辛すぎる。
ああ、どうしたらいいんだろう。