完治なんて無理!だけどなんとか保ってる今の皮膚の状態

前回、自己紹介が終わったところで、じゃあ今の自分の状態はどうなんだと思われるでしょう。

そこで、

  • 今週の皮膚状態の画像
  • 治療方針

を紹介したいと思います。

 

今週の皮膚の状態の画像

今の痒みのレベルですが、

・頭皮→昼間:3 夜間:1

・額 →昼間:3 夜間:2

・腕 →昼間:2 夜間:1

・腕 →昼間:2 夜間:2

・手の甲,平→ 昼間:3 夜間:2

・足のくるぶし、足首→昼間:2 夜間:3

・他→1

ぐらいです。

 

※痒みのレベルについては、メンソレータムヘパソフトの臨床試験で使われている指標を使います。これは論文でよく目にする指標で、患者の痒みレベルを5段階で分けたものです。

4点 昼間:居ても立ってもいられない 夜間:痒くてほとんど眠れない

3点 昼間:かなり痒く、人前で掻く 夜間:かゆくて目が覚める

2点 昼間:時に手がゆき、軽く掻く 夜間:かけば眠れる

1点 昼間:時にむずむずするが、掻くほどではない 夜間:掻かなくても眠れる

0点 昼間:ほとんど痒みを感じない 夜間:ほとんど痒みを感じない

参考

http://jp.rohto.com/hepasoft/data/

以下、画像が来ます。見たくない方はここで見るのをやめたほうがいいです。

 

手の甲

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 人前でも、普通に掻きます

 

手のひら

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 イライラしてるときは猛烈に痒くなることがあります。落ち着いている時はあまり感じません。

 

左足首

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 夜、寝る前になぜか痒くなります。これは2ヶ月ぐらい変わっていません。

 

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 頭皮が全体的に痒く、人前でも頭を掻いたりします。

パラパラと粉が落ちてくるので、ほんと嫌になります。

黒い服、茶色い木の机、ラボにあるテフロン加工された黒い机で掻いてしまうと非常に気になる

 

年によっては、腕だけだったり、脚だけだったり、背中だったり、脚も腕も頭も痒いことがあります。

一昨年は確か鼻の下の溝?周辺が痒く、いつもそこだけ真っ赤で恥ずかしかったです。

友達と遊びに行った時、そこに集中的にステロイドを塗ってたら鼻の下テカテカだよw って言われてちょっとショックでした。

 

今年は会社努めしていたときに多大なストレスがかかり、全身に出てしまい今までに経験がないぐらい酷い状態でした。

入院も検討しましたが、1週間で10万近くかかるということで予約までしていましたが、結局断念しました。

入院治療では、特に酷くグジュグジュになっている人だと、亜鉛化軟膏とアンテベートを集中投与、密封して治療するそうです。

僕は赤いブツブツができる程度で済んでいますし、今年の春は3月にものすごい温度が低かったこともあり、皮膚がかなり自然に回復しました。

一番ひどかったときの画像はまた別の日に紹介します。

最も悪化してから1ヶ月程度、治療してある程度安定化し、少しだけ悪化した状態が今の状態です。

アトピーはかなり精神的な影響も大きいと思いますので、ストレスコントロールと職場についても後日、書いていければと思います。

 

治療方針

今月の治療方針は、

  • ヒルドイドローション(夏用)

 頭から脚先まで風呂あがりに塗る、乾燥したら塗る

 

 体全体に塗布、処方では1日2回。5月は忙しかったため、夜シャワーを浴びるときに1回塗布するだけです。

毎日連用していますが、皮膚の萎縮があるのかよくわかりません

皮膚の厚みが計測できれば確かなことがわかりますけども。

東邦大のドクターに確認しましたが、ステロイド連用で皮膚が萎縮するということは顔以外の皮膚では分厚いのであまりないと言ってました。

ただし、2009年の皮膚科学会ガイドライン(https://www.dermatol.or.jp/index.html)によると、以下のとおり気をつける点があります。

 

  1. 3週間以上のストロングクラス以上の外用薬では、1日2回と1日1回の適用に有意差がない(論文2報)
  2. 軽快した後は1日1回外用が推奨
  3. ミディアムクラスの場合は1日2回外用の方が1日1回外用よりも有効である(論文1報)
  4. ベリーストロングクラスのステロイド外用薬は、症状に合わせて漸減する方法であれば3ヶ月までの使用で不可逆性の全身的副作用は生じない(論文参照なし、これは探す必要あり。)
  5. 3ヶ月以上にわたって1日5gないし10gのベリーストロングステロイド外用薬を毎日継続使用することは例外的である。

 

僕は通い続けたアレルギークリニックでは、マイルド~ストロングタイプを処方され毎日使っていました。

ただし、医者からは上記ガイドライン通り、ステロイドレベルを落としてプロトピック軟膏とビーソフテンクリームだけにするという戦略は常に言っていました。

病院に通う頻度が低く、切り替えできなかったこともあり、ステロイドレベルを落とせなかった僕にも責任があります。

 

顔全体に塗布、処方では1日2回、現在は1日1回。連用。

額は良くなったり悪くなったり。1ヶ月前は真っ赤だった。

 

  • リンデロンVローション

頭皮に注入、頭皮に馴染ませる。

ほとんど使用していない。

ステロイドでマラセチア菌が増えるということが知られているので、おいそれと使う気にならない。

 

1日2回、朝と夜寝る前に服用。

痒みの元になるヒスタミンヒスタミン受容体に結合しないようにブロックする。

凄まじく効くが、副作用で眠気が半端ではない。

眠気で何もできずにフラフラになるレベルでした。

朝も当然起きれない、夜も寝れないでライフサイクルはめちゃくちゃでした。

今は夜寝る前に1回だけにしています。

ただし、もう薬への慣れがあったのか、1ヶ月飲み続けて眠気は感じなくなりました。

効き目に関してはわかりません、1日1回だけですので、

昼間が辛い!

というわけで、眠気が少なくなってきたのでアレロック1日2回に増やすか、ジルテックにできないか今度相談してみます。

以前は第3世代抗ヒスタミン剤のアレグラを飲んでいましたがほとんど効いた記憶がありません。

 

  • コラージュフルフルシャンプー

血液検査の結果、マラセチアとカンジタに大きく反応がありました。

頭皮も痒いことですし、マラセチアによる炎症とアトピーが同時に起こってると思われます。

そこで、コラージュフルフルを使って消毒してみることにしました。

1日1回、シャワーか風呂に入るときに頭から足先まで洗浄のため使用。

最近忙しくて、シャワー浴びずに寝てしまうと悪化することがあるせいか?

痒みのレベルはあまり変わらず。

ですが、前よりはだいぶ良くなったと思います。

3月まで実は3ヶ月ほど髪を切っておらず、髪が肌で接触して痒くなりました。

耳たぶが切れて、髪が耳たぶにくっついてグチャグチャになっていてひどかったです。

髪を切っただけで大きく改善されました。

 

 

というわけで、後日紹介したいことは、

  • いくつか論文を見つけてくる必要
  • 血液検査結果
  • ストレスとアトピー
  • 薬代

を当面書いていこうと思っています。

ではでは。