エビリファイとレキソタン処方されました。あと不眠がヤバイ件
やぁやぁみなさん。
さて、今週月曜日に東邦大学医療センター大橋病院の心療内科にかかりました。
今回見ていただいた医師は前回とは別なのですが、ちょっと話しにくかったです。
今日書いていくのは、医師についてと、精神の現状とエビリファイの効き目、不眠について、処方された薬、アトピーの状態について書いていきます。
今回担当してもらった医師はちょっと合わないか。。医師を変えるか、変えないか?
さて、今回診ていただいた先生ですが、前回と違って若い医師でした。
ちょっと滑舌が悪くて、聞き取りにくく、よってこちらから何か話そうとしてもちゃんと聞いてもらえてるのか不安になってしまうのではないでしょうか。
また、指摘したいことが2つあります。
- 割りと否定的な言葉をポンポン出してくるので、今の私の状態では診察を受けるだけで気分が落ち込む(レキソタンの増量拒否、薬変更の拒否)
- 薬の知識を聞いてみたが間違っていた(この先生はエビリファイの半減期を知らなかった。エビリファイは後述の通り、半減期は3mg錠剤で64時間です。医師に聞いたら24時間以内と言ってました)。
ベテランの先生から割り振られた月曜日の先生で期待していましたが、この医師に診察されると気分が落ち込むので土曜日の先生に変えてもらおうか検討中です。
1度だけでいきなり変えてしまうのは、やはり鬱っぽい思考の持ち主である完璧主義者特有でしょうか。。
みなさん、何か選ぶ時は何を基準にしていますか?
ファーストインプレッションでダメならもうこの人だめだろうと思いますか?
それとも、2度以上のチャンスを与えますか?
2週間に一回しか診察のチャンスがなくて、しかも脳内の影響があるのでベテランの医師に見てもらう必要があると思っています。
しかしながら、あんまり医者を取っ替え引っ替えしていると病院側も良いとは思わないでしょう。
ゆうメンタルクリニックみたいに、別の病院を紹介してくれと言ったら突然診察を適当にあしらうようなこともあると考えると、おいそれと先生を変えるようなことはしたくありません。
先生によって少しづつ診断は変わると思いますが、基本は大学病院で統一されているだろうし、別の医師にしてもそう診断が大きく変わることはないだろうと思っています。
極論すれば、だれでも同じ?なのかなと。
もう一度同じ先生に診てもらって、それでも合わなそうなら別の先生に診察してもらおうかなと考えています。
エビリファイ効き目素晴らしい、胸の痛みほぼ無くなった
5月初旬、親との喧嘩がきっかけで胸の圧迫感が再発してしまいました。
4月に心電図を測って問題ないことはわかっていました。
心臓の圧迫感や不整脈は精神的な原因だということは察しがつきました。
当時は寝ていれば治ると思っていました。
実際、1日無理やり寝て過ごした日もあります。
その週は少し回復したのですが、翌週は相当ひどくなりました。
結局、5月最後の週が胸の圧迫感を通り越して痛み、ふらつき、めまいまでになってしまい、まともに動けなくなりました。
5月最後に力を振り絞って東邦大医療センターの診療科で受診しました。
エビリファイは脳内のドーパミンの量を適切に調整してくれる薬で、様々な症状に効果があります。
大塚製薬によれば、鬱病はむしろ、あとから効果があるとわかったようです。
最近はSSRIやSNRIが効かない患者には投与されるようです。
6月の初日から飲み始め、胸の痛みはどんどん少なくなっていきました。
6月の最初の週でほぼ痛みはゼロ、圧迫感もゼロになりました。
なんと、快適なことでしょうか。
2週目はフットワークが軽くなったので大学に行くようになりました。
しかし、今度はその行動自体が無理していたようです。
少し痛みが戻ってきてしまいました。
かと言って、家に引きこもっていると鬱病患者特有の、All or noghing thinkingによって自分を攻撃し始めます。
「また、大学に行けなかった」「また、今日も何もできなかった」「どうせ、自分は何もできないに決まっている」「自分は世間から見たら、ゴミクズだ。消えたほうが良い」
という風になります。
だから、自分のことを攻撃しないようにするには、外に出るしかないのです。
このように、一進一退で治ったり治らなかったりします。
アトピーとなんとなく似ていますね・・・なかなか治療が大変です。
結局、胸の痛みは改善したので良かったですが・・・
エビリファイで不眠がヤバイ、ほぼ1ヶ月徹夜
上で改善したと書きましたが、確かに胸の痛みについては改善しました。
ただ、薬の性質上、セロトニンやドーパミンのパーシャルアゴニスト(一部の機能を引き出す作用)なので、患者によっては睡眠導入機能もあれば不眠が出てしまう人もいるわけです。
僕はどちらかというと、ドーパミン活性が上がったお陰でやる気や意欲に満ち溢れて研究に異常なほど集中できたわけです。
4時間睡眠でそれ以外はすべて20時間近くプログラミングを続けていた日もありました。
明らかに自分でもおかしいと思っていましたが。
その代償として、不眠になりました。
医者からは睡眠導入作用が強い可能性が高いと言われて夜服用で処方されました。
ところが僕にとっては不眠の作用が出てしまったので、血中濃度がマックスになる4時間後が最も脳が覚醒してしまっていたと考えられます。
今日から朝に飲むことにしました。
実際朝飲んでみて、眠気は少しだけ改善されたのかな?と思います。
ほとんど変わらない気もします。
エビリファイは3mg錠剤で半減期が64時間あり非常に長く効き目が持続します。
血中濃度最高は4時間後です。
僕は1.5mgなので半減期や血中濃度マックスの時間は違うと思いますが、いずれにしても長く効きます。
朝に変更しても果たして夜寝られるのかわかりませんが、効き目マックスは昼頃になると考えられます。
寝られるようになると良いですが、最近はまともに寝られた記憶がないです。
痒みが出た4月は痒みで寝られなく、5月は不安で胸の痛みや焦燥感があって寝られなくて、6月はエビリファイの覚醒効果でほぼ不眠です。
まともに寝られたのは3月かもしれません。
6月のここ2週間の平均睡眠時間は3時間程度です。
1週目は一番酷くて、完全に覚醒していたため全く眠ることができませんでした。
眼精疲労が酷く、ほとんど目が開けられない状態でした。
飲み方を朝にずらすことで、夜寝られるようになればいいですね・・・
どんくさい男ですが、アロマが本当に効くならアロマも試してみたいです。(笑)
処方された薬
処方された薬は14日分、エビリファイ1.5mg*14日分とレキソタン2mg*14日分です。
前回レキソタンが1日1個頓服で処方され、結局3錠しか残りませんでした。
平均でレキソタンは1日1個程度は消費していましたね。
酷い時は1日2錠飲んでいたこともあります。
今後の体調や大学に通う頻度によってまたレキソタン使用量が変わるかもしれません。
使用量が増える可能性もあって不安だったので、医師に相談したところ増量拒否されました。
確かに薬に頼らない方が良いのは間違いないですが、今は自分の力だけではどうしようも治らんのです・・・
理由は特に言ってませんでした、ただ「増量はまずい」としか言いませんでした。
なぜか、聞いておけば良かったですが、鬱病患者にそれを期待されても困るものです。
自分でも理解しているので増量自体が間違っているのは、別に聞く必要もないですけどね。
ベンゾジアゼピン系のレキソタンはかなり依存性があって、これがないと生活できなくなるということも度々ネット上の情報を目にしています。
レキソタンの添付文書にも、次のようなことが書いてあります。
レキソタン添付文書引用元:
http://database.japic.or.jp/pdf/newPINS/00053019.pdf
⑴重大な副作用(頻度不明) 1)依存性:大量連用により薬物依存を生じることがあるので、 観察を十分に行い、用量を超えないよう慎重に投与するこ と。 また、大量投与又は連用中における投与量の急激な減少ない し投与中止により、痙攣発作、せん妄、振戦、不眠、不安、 幻覚、妄想等の離脱症状があらわれることがあるので、投与 を中止する場合には、徐々に減量するなど慎重に行うこと。
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アレロックで太った?
どうもみなさんお久しぶりです。
最近は不眠が続いているのと、研究に対して驚異的な集中力を発揮していましてなかなか書けずにいました。
本当は血液検査結果とか論文書きたいんですけど、余裕がないのでまた今度にしたいと思います。
さて、現状についてです。
皮膚の状態について
額が一段悪化して結構赤いです。
頭皮の痒みも、フルフルシャンプーで洗っていますが精神状態がよくなく2-3日に一回のシャンプーなので効果を実感できません。
アトピーの状態によっては、洗いすぎると悪化する人もいるみたいですが、僕の場合頭皮はマラセチアが原因の可能性が高いので毎日入浴した方がいいとのことでした。
その他の痒いエリアはいくつかあります。
鼻のてっぺんが痒くて出血していること、肘と肩甲骨あたりの痒みがレベル2-3あたりです。
悪化の原因として考えられることは、
- 頭髪が伸びてきたこと
- 温度が上がってきたこと
- 爪が長いことも
- 精神状態の悪化と不眠、衝動で掻いてしまう回数が増えたこと
- 入浴回数が減ったこと
やっぱり体のメンテナンスできないと悪化しますね。
悪化すると精神状態も悪くなるし本当に悪循環です。
精神状態が悪いと体のことを気にしなくなるので、両方同時に寛解状態を保つことが必要だと考えられます。
体の方は良いとして、現在精神の方はどうなのか書いていきます。
現状処方薬と効果について
胸の圧迫感が最も酷かったのは5月中旬から6月初旬です。
エビリファイを処方されて、飲み始めてから明らかに胸の圧迫感は小さくなりました。
あんな小容量でもここまで効くとは、さすが米国での売上No.1なことはありますね。
今の症状で困っていることは、
- 不眠になってしまっていること
→1日平均3時間で目が覚める
- 体が眠いのに脳が覚醒状態
→薬のせいなのか、病気のせいなのか、運動不足なのか、それとも全部なのか・・・
- 異様な集中力
→修論を2ヶ月追い込みしたときが一番やってましたが、平均睡眠時間が3時間程度でした。
その時の仕事量は半端じゃなかったですが、4万文字の修論と実験を並行してやり遂げた時の集中力は今までにしたことがありませんでした。
それを今、70%程度のレベルで感じています。
ひたすら、研究でプログラミングを無心で1日14時間、16時間寝る以外の時間やっています。
こんなことは今までになかったので、心配しています。
- かなり食欲が大きい、あと明らかに太った
→これはアレロックを飲み始めてから明らかにそうでした。
4月、家で引きこもっていたのと、アレロックで食欲がものすごく大きくなって、代謝も悪くなった気がして体重は明らかに増えました。
以前は74kg前後でしたが、今は80kg超えてると思います。
エビリファイも鎮静効果によって、食欲増進効果があるようでアレロックとエビリファイのダブルパンチ。
このまま相撲かボディービルダーに転職したほうがいいのか最近悩んでいます。。(笑)
あとは寝られないことで疲れがとれないため、最近は異様な肩こり、倦怠感に悩まされています。
以前はこんなにつかれたことなかったんだけどな。
というわけで、もっと書きたいけどとりあえず現状報告をしておきます。
ではでは。。
胸の痛み
昨日は祖父の介護で、病院まで1時間近くかけて送迎している。
自分も病院に行くレベルだと思っているが、病院に行くようなレベルのものが介護をしている。
最近、昔は感じなかったイライラをすごい感じるようになった。
特に、のろのろ歩く祖父の動きを見てすごいイライラしてしまう。
昔はそんなこと思ったこともないだろうけど。
5月8日あたりから、胸の痛みが再発してしまった。
それ以降、良くなったり悪くなったりしてたけど、ここ2週間はどんどん酷くなっている。
今日は東邦大学の心療内科に行こうと思ったけど、11時までの受付をしなければならなかったが、全然間に合いそうもない。
仕方がないので、しんどいから1日中、家で引きこもっていた。
本当は大学行かないと行けないんだが、体が動かない。
胸の圧迫感、みぞおちにあるズキズキした痛み、動悸、フラつき、夜の不眠、楽しいはずのゲームが楽しくない、いつもアレロックで眠い、何かに追われている感、将来への漠然とした不安、経済的問題
頭がおかしくなりそうだ。
胸が苦しくて、咳が止まらない。
もうこの状態に我慢できそうもない。
とにかく、精神安定剤をもらわないときつい。
胸が痛い。安静にしてても、何をしていても痛い。
何もできない。
アトピーで鬱病の俺っておかしいのか?
どうも皆様、お久しぶりです。
大学での研究が忙しすぎて、全くblogを更新できませんでした。
現状、土日も潰して全部研究に注ぎ込んでいます。
1日も休めないのが辛いですね。
さて、今回は鬱病の話を書きたいと思います。
鬱病って何?
最近はみなさんご存知の方も多いと思いますが、鬱病ってなんでしょう?
NIMH(National Institute of Mental Health)によれば、次のように述べられている:
抑うつとはなにか?人はみな、通常であればブルーな気分になったり、悲しくなったりする。しかしながらこういった感情は通常、2,3日もたてば消えてしまう。あなたが抑うつ状態になったのなら、日常生活にも影響を及ぼすし、あなたにとっても、それからあなたのことを気遣ってくれている人両方ともに苦痛を伴うことになります。
抑うつは非常にありふれていますが、非常に深刻な病気でもあります。
鬱病を伴った患者の多くは、そもそも治療を求めることすらしません。しかし多くの人達は、特に重篤な鬱病患者でも治療によって良くなります。薬剤治療、心理療法やその他の方法で鬱病の人たちを効果的に治療することができるのです。
社会人1年目の終わりに鬱病発症
僕は大学院を卒業してから、会社に入社しましたが、酷いパワハラがあり、会社は平気でユーザーを裏切るようなことをしていたために耐え切れなくなり、入社後約1年して鬱病を発症しました。
もともと、ズボラなのに完璧主義者で、失敗したことに関してずっと頭を抜けない性格でした。
小さな失敗でも、頭の中でがーんという音が聞こえてくるぐらい酷いショックを受けるぐらいです。
会社に行く間、ストレスはひどかったですがアトピーは小康状態を保っていました。
むしろ、胸の圧迫感や不整脈、倦怠感、突然始まる顔面硬直と緊張の方が酷かったです。
5月は会社のトイレで涙が止まりませんでした。
そして退社
退職間際、鬱病で会社を休職していましたが、完全には治りませんでした。
2ヶ月間、自宅療養です。
SSRIの薬を飲んでいましたが、副作用が強すぎて全く起き上がることもできませんでした。
朝起きてもぼーっとしているし、コンビニで買い物したときにレジで言われた金額が理解できなくて、小銭を何度も、何度も出したりしてようやく会計できたこともありました。
1年以上服用していた友人に抗鬱剤について聞きましたが、明らかに脳みその回転速度が遅くなったと言っていました。
SSRIの薬効はあるようですが、自分にはそもそも副作用が強すぎるし、上記の通りの話を聞いてあまり薬に頼りたくないという気持ちもありました。
だから、途中から抗鬱剤の服用はやめて、レキソタンという抗不安薬だけを頓服で飲むようにしました。
これはかなり効きました。
副作用がかなり重く、めちゃくちゃ眠くなりましたが、ぽーっとした気持ちになって、精神的にも軽くなり胸の圧迫感は半分ぐらいになりました。
完全になくなりはしませんでしたが、時間とともに徐々になくなっていきました。
会社を休職する前にこの薬を飲んで仕事をしていましたが、運転するときに半分ぐらい意識がなく事故りそうになり、このままいったら死ぬと思いました。
僕が薬をやめた時
12月からおよそ2ヶ月間、退社の間は休職して自宅療養しました。
最初の1ヶ月は不安でしょうがなかったですが、とにかく会社から開放されてホッとしていっました。
レキソタンもかなり効いていて、胸の圧迫感や顔面の緊張もなくなってきました。
3月に入ったときにはほとんど問題なくなっており、薬もやめて病院の通院も初旬を最後に終わりました。
めでたしめでたし。
アトピーが最悪の状態に
僕は今、大学の研究員として勤めています。
教授が非常に器が大きく、プレッシャーもほとんどかけてきませんし、相談にもきちんと親身になって話を聞いてくれる、自分の中では今まで会った上司の中で最高の上司です。
教授は器が大きく理解のある人で、鬱病の僕でも受け入れてくれました。
まさに、捨てる神あれば拾う神ありです。
いったい、なんの不満があるのか?
ところが、鬱病が治ったかなと思った4月、突然アトピーが悪化しました。
全身がものすごく痒くなり、掻きむしってしまいました。
一気に、悪化してしまいました。
今まで15年近く通っていたクリニックをやめて、東邦大学医療センター大橋病院に通い始めました。
内服薬が処方され、アレロックを飲みました。
これは劇的に効きましたが、副作用も劇的で、歩いたまま眠れるほどです。
ほんとうに生きていける気がしません。
4月はほとんど寝たきりでした。
どうしてこうなった?
なぜこんなことになったのか?
それは、将来の不安と、おそらく完治していない鬱病だと思います。
自分は会社をやめて研究の世界に来たけど、果たしてやっていけるのか?
もともと研究が好きだったので、会社の道を絶ち、博士課程を経て研究者として生きていくことにした。
ところが、今後進学予定の博士課程というものは、調べれば調べるほど、日本ではやっていける道がほとんどないと出ている。
実際、統計データでは博士課程卒業者の10%が行方不明になっているという。
自分は他人を押しのけてまで天才的に優秀な発想で研究を進めていく、そんな能力があるとは思えない。
ネガティブな情報を大量に集めて、一人で不安を感じ続けて、いよいよアトピーの悪化が起こりました。
アレロックを飲んで、寝たきりの生活。
自分はもう日常を生活できないのだと、将来に絶望しました。
そして、その1か月後、5月初旬から胸の圧迫感が再発しました。
死にたいけど、そんな勇気はない
自分は何をしてもダメなんだと思い始めました。
退職前もそんな気持ちでした。
4月に寝たきりになって、もう健常者と同じ生活はできないと、絶望しました。
アトピーで、障害者認定されれば障害者保険で生きていけるとか思って、いろいろ調べたこともあります。
そして、絶望に支配され、ある日をさかいに胸の圧迫感が出てしまいました。
僕は寝たきりだし、親からはニートだと思われていたようです。
親と雰囲気が悪くなり喧嘩したあと、無駄なエネルギーを使ってしまったからだと思いますが、ものすごく胸が痛くなりました。
また、圧迫感がひどくなりました。
そして、翌日にGWの唯一友達みんなで集まれる日なので、集まってBBQをしましたが、そんな楽しいイベント中にも、自殺の話をしてしまったり。
友達から、この話はやめようと言われて気づきました。
無意識に死にたがっているのだと。
そして、時間が経つにつれて死にたいけど死ねないななんて思い始めました。
友達と会ってるのに、顔が緊張してこわばっているのもわかりました。
仕事の量が多すぎる?
胸の圧迫感がひどくなったもう1つの理由は、2つの大学の仕事をかけもちしていることも関係しています。
1週間ほどんと休む暇がありません。
いや、休もうと思えば休めるのです。
しかし、研究員の仕事は完全に自己裁量制なんですけども、その週にした仕事の結果をミーティングで発表しなければなりません。
僕はそういった場で、結果が伴っていないとすごくプレッシャーを感じてしまうのです。
だから、いつも頑張らないといけないと思って、土日もなくひたすら研究を続けています。
ですが、5月になってから、それがしんどくなってきました。
胸の圧迫感や、絶望感を抱えて、本当に毎日がしんどい。
疲労感が半端ではなく、首の肩こりもひどくなってきました。
みぞおちが痙攣し始め、突然顔面が硬直したり緊張感が走るようになってしまいました。
以上が現状になります。
今後について
blogも更新したいんですが、なかなか精神的に一杯一杯です。
とりあえず時間を見つけて、心療内科を訪ねてみたいと思います。
何をするにも疲れてしまいます。
試しに、先日Beck's Depression Inventoryという、自己評価制の鬱の程度を診断できる質問書に自分で答えてみました。
全部で21問、バージョンはBDIを改良したBDI-Ⅱです。
1問で0~3点ですので、全部で63点満点です。
僕は28点で中程度の鬱病でした。
多分、去年の11月に心療内科に掛かった時もそれぐらいか、それ以上あったと思います。
確か46点ぐらいいってたと思います。
中程度~重症のレベルでしょうか。
今体に出ている症状は、正直その時と同じぐらい酷いと思っています。
抗不安薬とアレロック飲んだら、正直生活できないんじゃないのか?と非常に不安です。
また、不安が不安を呼んでいます。
辛すぎる。
ああ、どうしたらいいんだろう。
完治なんて無理!だけどなんとか保ってる今の皮膚の状態
前回、自己紹介が終わったところで、じゃあ今の自分の状態はどうなんだと思われるでしょう。
そこで、
- 今週の皮膚状態の画像
- 治療方針
を紹介したいと思います。
今週の皮膚の状態の画像
今の痒みのレベルですが、
・頭皮→昼間:3 夜間:1
・額 →昼間:3 夜間:2
・腕 →昼間:2 夜間:1
・腕 →昼間:2 夜間:2
・手の甲,平→ 昼間:3 夜間:2
・足のくるぶし、足首→昼間:2 夜間:3
・他→1
ぐらいです。
※痒みのレベルについては、メンソレータムヘパソフトの臨床試験で使われている指標を使います。これは論文でよく目にする指標で、患者の痒みレベルを5段階で分けたものです。
4点 昼間:居ても立ってもいられない 夜間:痒くてほとんど眠れない
3点 昼間:かなり痒く、人前で掻く 夜間:かゆくて目が覚める
2点 昼間:時に手がゆき、軽く掻く 夜間:かけば眠れる
1点 昼間:時にむずむずするが、掻くほどではない 夜間:掻かなくても眠れる
0点 昼間:ほとんど痒みを感じない 夜間:ほとんど痒みを感じない
参考
以下、画像が来ます。見たくない方はここで見るのをやめたほうがいいです。
続きを読む14年間アトピー1日だって忘れたことないよ
どうもみなさん。
私はアトピー性皮膚炎の症状が出てから、もうかれこれ14年経ちます。
今27歳の男性で、とある大学の研究員として研究に勤しんでいます。
アトピーの症状から出てから、14年間1日たりともアトピーのことを忘れたことはありません。
今も治っておらず、最近はストレスから悪化をしてしまいました。
ですが、一番重要な、症状のコントロールは生活できる程度にはできています。
そこで、今回このブログを立ち上げて、みなさんとアトピー治療について知識を共有できたら良いと思っています。
まずはそもそもの病気の生い立ちから。
-
呼吸困難で死にそうになった
小さい頃(おそらく3~5歳)から咳が全く止まらず、よく気管支が炎症を起こして息ができない、ほとんど窒息するような発作を経験してきました。
胸にすーっとする軟膏を塗って、発作が起きた時は対処してましたが本当に息ができなくなって、死ぬほど苦しかったです。
夜中に寝ている時にのたうち回ってヒューヒュー言ってるのを親が気づいて、薬を塗るというようなことをしていました。
町医者に見てもらっていましたが、風邪引いてるから抗生物質を出すね、ということでずっと抗生物質を飲んでいました。
もちろん風邪ではないので、全く治りませんでした。
-
全く予期しなかった長期入院生活
いよいよ酷くなってきたので、小学4年の時に今はなき国立小児病院で胸部X線検査をしてもらいました。
すると、肺が全体真っ白になっていることがわかりました。
医者からあと一ヶ月で死ぬ可能性があるから、緊急で入院するようにと言われ、そのまま入院になってしまいました。
その時の診断はなんと結核の可能性があるとのことでした。
隔離病棟に隔離されて治療が始まりました。
痰がたくさん出てくるので、それを採取して結核菌がいるかどうか検査をしました。
あとは鼻の穴からドレーンを突っ込んで、鼻の奥から喉にある鼻水を吸って検査なんかもしていました。
この時は相当辛くて、ドレーンを突っ込まれた時は毎回ゲロってました。
結果、結核菌はいなかったことがわかり一安心だったのですが、その後小児の重症病棟に移されました。
私の病気の原因は、肺炎と喘息を同時に罹ったということだったようです。
抗生物質投与と、気管支拡張剤(サルブタモール、日本名でベネトリン。他はアルデシンなど)を吸入して、治療をすることになりました。
ピークフローメーターといって、自分の呼吸量を記録できる装置があります。
僕は常人の1/2程度(確か100ぐらい?)しかなかったです。
小児重症病棟では、みんな小児がんの患者ばかりでした。
3ヶ月ぐらい入院していたときに、隣に当時の僕よりも小さい男の子が入ってきました。
僕は1年ぐらい入院していたのですが、ふと気づくとその子がいなくなっていました。
僕は看護師の人には聞きませんでしたが、いなくなった理由は察しました。
すごく悲しくなりました。
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無事退院するも、新たな病気が待ち構えていた・・・
1年ほどかかって、ようやく退院しました。
いつの間にか学年も変わっていました。
家での治療はずっと続いていて、ピークフロー値とステロイド吸入だけは毎日必ずやっていました。
医者には、僕がなんで喘息になったのか、何に反応したのか調べたんだけど原因がわからない非常に珍しいタイプと言われて、研究したいと言われたのを覚えています。
その後は順調に回復し、中学入学したときにはほとんど喘息は治っていました。
その後は何も起こらず、部活にも入っていました。
ところが、中学2年にあがったときに体が痒くなり始めたのです。
-
近場のクリニックに通ってステロイド治療を始める
高校に入学したものの、先生との相性が非常に悪く、私は問題児だと目をつけられていました。
また、からかい半分でヤンキー友達から肩パンのサンドバッグになってくれよなんて言われたものですから、ストレスが非常に大きかったのです。
そのストレスでアトピーが相当酷い状態に悪化し、それで初めてアレルギー専門のクリニックに行きました。
その時から現在まで、ずっとステロイド治療をすることなります。
学校に行きたくないがために、腕の曲げるところを掻き毟ってボロボロになって、もう曲がらない状態までやって治療のために休むなんてこともしていました。
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14年間治ったり、治らなかったり
それ以降、14年間ずっと標準治療でアトピーをコントロールし続けてきました。
基本的に春は一番酷くなり、夏は汗で痒くて酷くなり、秋は比較的安定しており、冬は乾燥肌のために掻いてしまいます。
一番好きな季節は?と言われた、もちろん秋です(笑)
食欲や勉強の秋なんてもんじゃないです。
自分が生きていけるかどうかの話です。
完璧に良かった日は14年間であるか?と言われたありません。
そもそも人間に完璧に良い日があるのか?そんなことはありえないと思っています。
ですが、一番重要な事は、私は14年間ステロイドの標準治療で生活できています。
もちろん、中には脱ステロイドと謳っているブログもたくさんあります。
中には成功されている方もいらっしゃるようです。
ですが、今後一生アトピーは出ない、”完治”なるものが存在するのか非常に疑わしいと私は思っています。
-
まだ完治できないけど、サイエンスを信じています
なぜ、サイエンスを信じているのか?
それは、今研究に携わっているから、科学の進歩を肌身で感じているのです。
アトピーは非常にメカニズムが難しく、分子レベルでの反応がわかってきたのはここ10年です。
50年前から使われているステロイド薬も、まだまだ完全には作用機構がわかっていないのです。
今の治療は対処療法でしかないという批判もあるでしょうし、その通りだと思います。
まだまだ完治には至らないですが、僕はサイエンスの進歩、力を信じています。
最近では、ゲノムワイド関連分析で全く検討もつかなかったアトピー関連遺伝子がわかったり
参考:http://www.src.riken.go.jp/group/resp/index.html
アトピー患者はStaphylococcus aureusという細菌、あるいは単純ヘルペスウイルスに感染している傾向が強いかも、といったことがわかったり
参考:http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC3122139/
Pimecrolimus cream(サイトカイン炎症に対する非ステロイド阻害剤)を早期から使用することで、長期的に 副腎皮質ステロイドの使用を大幅に減らすことに成功したということがわかったりしています。
参考:http://pediatrics.aappublications.org/content/110/1/e2.full
今後、このブログでは
- 標準治療で治療している現状
- アトピーってどこまでわかってるの?論文とか見てみよう
- 薬代、結構かかるね。どれぐらいかかるの?計算してみよう
など書いていけたらと思っています。
ではでは。